第68回日本化学療法学会総会

会長挨拶

第68回日本化学療法学会:企画内容、準備状況について (令和元年12月26日)

第68回日本化学療法学会総会 会長
竹末 芳生(兵庫医科大学 感染制御学)

 師匠の、故横山 隆先生と最も大切な学会と位置づけ、2人三脚でやってまいりました本学会を開催することが出来、横山先生もきっと天国から喜んでいただいていることと思います。学会テーマは、「目指せ、わが国で実践する Antimicrobial stewardship」とし、限られたスタッフの中で、欧米に類のない日本独自の抗菌薬適正使用を目指そうという意気込みを表しました。

 学会の準備状況ですが、一般演題の募集は終了し、いよいよ最後の仕上げの段階になっています。皆様のおかげをもちまして、300を超える過去最高の演題数をいただきました。とくに学会テーマのAntimicrobial stewardshipは72演題であり、企画セッションもあわせると、学会期間中いつもAS関係の話題が取り上げられていることになります。

 私が発足当時から力を注いできた抗菌化学療法認定薬剤師制度も2020年にちょうど10年経過し、その記念シンポジウムも行われます。それとは別に認定取得者に対する感謝の意を表す気持ちで抗菌化学療法認定薬剤師を対象としたセッションを企画いたしました。30演題応募があり、そのうち9演題が採用され、最優秀賞、優秀賞が全員懇親会で表彰されます。

 海外から高名な先生を5名招聘いたしましたが、どの先生にも1時間の講演は御願いしていません。日本側と海外の先生方とのディスカッション、ディベートに時間を割くようにしておりますので、是非その会場に参加いただけたらと存じます。その他、いくつもの目玉になるようなセッションを企画しております。プログラム日程表も早くからホームページで閲覧できるように準備しましたので、是非参考にしていただけたらと存じます。

 また参加者へのサービスとして、参加できなかったシンポジウムやもう一度聞きたいセミナーなど、後日勉強いただけるよう、企画セミナーが行われる6会場での講演やディスカッションを2日間収録し、参加者に限り、学会終了後3ヶ月間配信する事を計画しています。

 いよいよ後半年となりましたが、今から、ホットなディスカッションがどの会場でも行われることが目に浮かぶようです。来てよかったと満足していただけるような学会になるよう鋭意努力、工夫いたしますので、奮っての参加、何卒よろしく御願い申し上げます。