第113回日本消化器病学会四国支部例会/第124回日本消化器内視鏡学会四国支部例会

会長挨拶

第113回日本消化器病学会四国支部例会

会長  六車直樹
徳島大学大学院医歯薬学研究部  消化器内科学

このたび、第113回日本消化器病学会四国支部例会を担当させていただくことになりました。大変光栄に存じますとともに、歴史と伝統を誇る本会に相応しい学術集会となりますよう高い意識を持って開催に臨む所存です。合同開催の第124回日本消化器内視鏡学会四国支部例会の岡久稔也会長とともに充実した企画、構成をめざしております。

国内では毎年およそ100万人が新たにがんと診断されています。「2人に1人が生涯に1度はがんになる」と言われ始めて久しく、国民には既に共通認識となりつつあります。患者の全遺伝情報を活用する「がんゲノム医療」の検査に、公的医療保険が適用されるようになりました。対象となる症例のがん細胞を分析し、100種類以上の遺伝子の変異を一挙に調べて適切な薬を探すことができます。変異パターンは症例ごとに様々で、効く薬も異なります。最新の検査によって、それぞれの特性に合った薬を見つけることが、治療の効率化や医療費の抑制につながることが期待できます。予防が可能ながん種もありますが、寿命の延伸とともにがん症例は増えていくと考えられます。

変遷し続ける疾病構造や医療インフラに整合できるよう、われわれ消化器病医の役割も時代に沿うことが要求されます。令和新時代を迎え、2020年はいよいよ東京オリンピックが開催されます。本会が消化器病学の歴史に新たなる1ページを刻むことができますよう、多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。


第124回日本消化器内視鏡学会四国支部例会

会長  岡久稔也
徳島大学大学院医歯薬学研究部   地域総合医療学

この度、第124回日本消化器内視鏡学会四国支部例会を、2020年6月20日(土)、21日(日)の2日間にわたり、徳島市あわぎんホールにおいて、第113回日本消化器病学会四国支部例会(徳島大学大学院医歯薬学研究部 消化器内科学 六車直樹 会長)との合同で開催させていただきます。歴史と伝統のある本会の会長を拝命し、大変光栄に存じております。このような機会を与えていただきました幹事、評議員並びに会員の先生方に厚く御礼申し上げます。

近年、消化器内視鏡学の進歩は目覚ましく、拡大観察技術、画像協調観察技術、カプセル内視鏡などの進歩に加え、処置具や周辺機器の開発と相まった内視鏡治療技術の進歩、さらには、人工知能の応用などの様々なあたらしい取り組みが行われております。消化器内視鏡は、日本の成長戦略を支える重要な位置づけにあるとともに、これからの健幸社会の延伸に、無くてはならない存在となっています。このような中で、臨床の現場において、一例一例の症例をしっかりと診療し、その蓄積を学会で共有し、積み重ねていくことが益々重要な状況となってまいりました。消化器内視鏡学を担っていく若い先生方を始めとする多くの先生方に、四国支部例会でご発表いただき、活発な議論が繰り広げられることを願っております。

本例会が実りあるものとなるよう、鋭意準備を進めて参りますので、どうかご指導、ご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。