Japan Breast Cancer Society
第17回日本乳癌学会中国四国地方会

当番世話人挨拶

第17回日本乳癌学会中国四国地方会
当番世話人:野島 真治
(山口県立総合医療センター外科部長/山口大学医学部臨床教授)
 今回は新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大に伴い準備段階より大変な逆風が吹きましたが会員の皆様のご協力によりWeb開催できることに感謝いたします。お礼かたがたご挨拶申し上げます。

 第17回日本乳癌学会中国四国地方会は本来なら2020年8月28日(金)、29日(土)に山口県防府市で開催させていただく予定でしたが2020年10月24日(土)~11月24日(火)の会期で完全Web開催とさせていただきます。

 地方会は「症例報告」を中心とし実地診療に即した議論を行う場であることが基本となりますが、各施設で蓄えられた臨床データを解析し発表していただき知見を広めていただくことも重要と考えております。また従来通り若手医師の勉強のための「教育セミナー」、企業の協力を得て全国のエキスパートに講演を頂き、新しいエビデンスを正しく理解し医療スタッフ間で共有するための「共催セミナー」を企画しております。
 また多くの会員の皆様が乳癌診療におけるチーム医療の大切さを痛感しておられることと思います。そこで今回の地方会で特にお願いしたいことは、チーム医療を支える薬剤師、検査技師、放射線技師、看護師の皆様に多数ご参加いただき、幅広い臨床現場での経験をご発表いただければ幸いです。さらにHBOC診療やAYA世代の妊孕性など婦人科との連携が欠かせない時代となっております。婦人科の先生方のご参加もお待ちしております。今回の地方会が医師のみならず医療スタッフへの最新情報提供の場、情報発信の場となることを祈念しております。

お近くの医療スタッフにお声掛けいただき、多くの方の参加をお待ちしております。