第19回日本糖尿病情報学会年次学術集会

会長挨拶

ご挨拶

第19回日本糖尿病情報学会年次学術集会
会長 杉山 隆
愛媛大学大学院医学系研究科 産科婦人科学講座

 この度、第19回の年次学術集会を愛媛大学が担当させていただくことになりました。2019年8月3日(土)、4日(日)の2日間、松山市のリジェール松山において、“多職種連携の再考”をテーマで開催させていただきます。

 2018年度よりオンライン診療が保険収載されました。オンライン診療の目的は重症化防止のみならず、医療の効率化およびこれらの効果による医療費削減、さらには高齢化社会に対するオンライン介護への橋渡し的存在となり、地域による医療格差解消もあると考えます。

 このような背景により、本学術集会を開催するにあたり、多職種を会員とする本学会の特殊性と本学会の方向性を意識し、プログラムの構成を考えました。具体的には、オンライン診療に関するアップデートな情報を盛り込んだシンポジウムや医療者連携の再考をテーマに多職種医療者によるワークショップ、ライフステージ別の1型糖尿病女性の管理と多職種間連携をテーマにしたセッション等を企画しました。

 愛媛県での開催は初めてとなります。本学会に多大なご功労をいただきました貴田嘉一先生がおられました愛媛での開催であり、光栄に存じますとともに感慨深いものがあります。

 本学会の益々の発展を祈念し、鋭意準備を進めて参ります。ぜひとも道後温泉や松山城等、松山観光スポットを満喫頂きたく思います。多くの皆様にご参加頂きますよう、心よりお待ちしております。