第108回日本神経学会中国・四国地方会

会長挨拶

第108回日本神経学会中国・四国地方会
会長 出口 一志
(香川大学医学部 消化器・神経内科学)
会員の先生方におかれましては、新型コロナウイルス肺炎、豪雨災害、猛暑による熱中症と、立て続けにおこる災厄に対処するため、日々ご苦労なさっていることと拝察いたします。
さて、このたび2020年12月5日に、第108回日本神経学会中国・四国地方会を香川大学の担当で開催させていただくこととなりました。香川での開催は5年ぶりとなります。例年ですと、香川の地で様々な症例を共有し、議論を深め、今後の診療に役立てるとともに、若手の脳神経内科医を育てる場となるはずですが、今年は新型コロナウイルス肺炎の終息が予測できず、実開催が危ぶまれる状況となっています。
前例のない状況で、多くの先生方から今回の地方会のあり方についてご意見を頂戴しました。そのご意見を基に、現時点では、3密(密閉、密集、密接)を避ける工夫をした上で、実開催するという方向で、医局員一同、鋭意準備を進めています。しかし、新型コロナウイルス肺炎による移動制限など、実開催が困難と判断された場合には、WEB開催に変更させていただく可能性もございます。いずれにせよ、開催に向けて最大限の努力をさせていただきますので、多数の演題のご応募のほど、よろしくお願い申し上げます。