第62回日本平滑筋学会総会

会長挨拶

第62回日本平滑筋学会総会
会 長:楠 裕明
(川崎医科大学 総合臨床医学)
 この度、2020年8月21日(金)・22日(土)倉敷市芸文館におきまして第62回日本平滑筋学会総会を開催させていただくこととなりました。伝統ある本総会をお世話させていただくことは大変光栄に存じます。

 本総会のテーマは「令和時代の平滑筋研究」ですが、これには「近未来に実現できる平滑筋研究」という意味が込められています。平滑筋研究のフィールドは臨床系では消化管や循環器、呼吸器、婦人科、泌尿器科、眼科まで広がり、基礎研究の分野では生理学や薬理学、薬学のみならず、獣医学、獣医薬理学にまで及ぶため、多様な分野からの「近未来に実現できる平滑筋研究」が発表されることを期待しております。

 プログラムには、われわれが研究してきた「超音波法を用いた消化管運動機能検査」を多くの施設で実施していただきたいという願いから、ライブデモを企画しており、「固形試験食を用いた胃排出検査法の標準化」もメインテーマに挙げ、われわれならではの特色のある総会にしたいと思っています。一方、定例の優秀演題賞候補講演(YIA)や白鳥常男賞受賞講演、学会企画シンポジウム、漢方フォーラム、若手の会シンポジウムなどは継続して開催する予定であり、明日からの研究のヒントになるような、多くの知見を得られる、多彩な内容の会にもしたいと考えております。

 今回は岡山で開催される4回目の総会ですが、倉敷市で開催されるのは初めてです。会場である倉敷市芸文館は「美観地区」と呼ばれる白壁の美しい町並みの近傍にあり、懇親会場に予定しているアイビースクエアは、レンガ造りの旧紡績工場跡を改装した趣のある建物であり、「美観地区」の中心に存在します。また、近くには多くの有名画家の作品を展示している大原美術館もあり、同時に倉敷観光も満喫していただけます。是非、2日間、平滑筋研究にどっぷりつかりながら、夏の倉敷もお楽しみください。