第73回中国四国産科婦人科学会総会ならびに学術講演会

会長挨拶

ご挨拶

第73回中国四国産科婦人科学会総会ならびに学術講演会
会 長:増山 寿
(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 産科・婦人科学教室)
 昨年、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえて1年延期させていただきました第73回中国四国産科婦人科学会総会ならびに学術講演会は、2021年9月18日(土)-19日(日)に開催させていただきます。伝統ある本会を担当させていただき誠に光栄に存じます。
 一般演題は、104題と本当に多くのご応募を頂きありがとうございました。本学会は、私自身がそうであったように若手医師の登竜門であり、中堅、ベテランの先生方との意見交換は、明日からの診療につながります。是非、活発な討論をお願いいたします。
 特別講演は、慶應義塾大学医学部産婦人科学の青木大輔教授にお願いし、「卵巣癌治療に関する最近の話題」というタイトルでご講演を賜ります。また、岡山大学小児科学 塚原宏一教授による新型コロナウイルス感染症をテーマとした教育講演(指導医講習会)や各専門領域の教育講演・ランチョンセミナーに加えて、特別企画としては、それぞれ岡山大学臨床遺伝子医療学分野 平沢晃教授、東北大学胎児医学分野 室月淳教授、旭中央病院 鈴木真先生にご参加いただき、「模擬パネルセミナー『がんゲノム』」、「シンポジウム『死戦期帝王切開』」、そして「ワークショップ『災害医療』」といったセッションを計画しています。
 各地域の中堅・若手の先生方の交流の機会を作り、さらに発表時の緊張感・高揚感を味わって頂きたく、現地開催にこだわって、ぎりぎりまで新型コロナウイルス感染症の蔓延状況をみてまいりましたが落ち着かず、残念ながらWEB開催に舵を切らせて頂きました。直前の変更でご迷惑をお掛けしますが、教室員一同鋭意準備を進めております。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

2021年8月11日